IgA腎症-ステロイドパルス療法後
ステロイドパルス療法後の入院生活を綴っています。
入院生活
ステロイドパルス療法をする為に入院したのは4人部屋。その部屋にすでにいた3人は、人生の大先輩たち。まず、朝の挨拶で声を掛け合い、ベットのカーテンを開けて皆の顔がそれぞれ見えるようにする。すると部屋が明るくて窓から景色が見える。お互い何かあれば看護師さんを呼ぶことができる。同室同士でよく喋りました。色んな話を聞けて楽しかったです。とにかく明るい雰囲気の4人部屋でした。後は休憩スペースへ行って景色を眺めたり音楽を聞いたりして、クロスワードパズルをしたり懸賞の応募ハガキを書いたりと、とにかくゆっくりして過ごしました。
治療・薬剤
- プレドニン錠5mg 炎症を鎮めたり、免疫を抑制する作用があります。
- ロカルトロールカプセル0.25 活性型ビタミンD剤です。腸管でカルシウムの吸収を助けて、骨がもろくなるのを防ぐ作用があります。
- ニューロタン錠50 腎臓・心筋を保護し、血管を広げて血圧を下げます。
- ペルサンチン錠100 尿の中に蛋白が出るのを減らし、血栓の形成を阻止する作用があります。
- サイロリック錠 体内で作られる尿酸の量を減らす作用があります。
- ガスターD錠20mg 胃酸の分泌を抑える作用があります。
- ボナロン錠5mg 骨の代謝を改善する作用があります。
プレドニン錠を服用し始めてから22日目に、プレドニン1錠減りました。1日にプレドニン錠を服用する数は7つになりました。
検査
毎日のバイタルさいん、尿検査-24時間畜尿、1週間に一度の血液検査
安静度
制限なく自由でした。
食事栄養指導
ずっと腎臓食でした。腎臓食は慣れるまで素っ気ないものでした。とにかく味付けが薄くて薄くて。慣れれば、この味付けでないとアカン思えるほど美味しかったです。普段、どれだけ塩辛いものを食べていたのかと思い知らされます。
清潔
看護師さんから清潔を心掛けるように言われてたので、毎日入浴とシャワーしました。気持ち良いですからね。
外泊は有難い
ずっと病院で過ごしているとキツい。ホンマにキツかったです。入院して最初は良かったんです。だってね、ずっと仕事で連日残業の休日出勤でしたから、治療しながらゆっくり休めてええかなと。でも、毎日同じことの繰り返しだと、どうしてもやる事がなくなってくるんです。体はゆっくりはできたけど、どっかで寂しい感じでした。だから主治医からの、「外泊しますか?」の一言が嬉しかったのなんの。「外泊します!」って即答でした。帰宅して、家族と一緒に食事をしたり喋ったりするこのひと時が、こんなにも自分を満たしてくれてたんだなと気づかせてくれました。
次回はIgA腎症-退院(これからの治療)です。
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