IgA腎症-扁桃腺摘出術後-入院生活
IgA腎症の病巣である扁桃線を摘出した後の入院生活を綴ります。
耳鼻科の先生から、口蓋扁桃摘出術後の説明
摘出した口蓋扁桃
執刀した耳鼻科の先生が来て診察してくれました。摘出した口蓋扁桃の癒着が酷くて、摘出するのに難儀したそうです。摘出した口蓋扁桃を見せてくれました。小さな瓶に入った元私の一部。まるで梅干しの種を大きくしたような感じ。この口蓋扁桃が、まさかIgA腎症の病巣だったとは。働くようになってから喉が痛くて高熱が出るようになったのも、これでおさらばです。摘出した私の口蓋扁桃は、病理組織学的検査や医学研究のために利用するそうです。同意書にこころよくサインしましたよ。どうぞ、どうぞ!少しで医学の役に立てるなら喜んで!同じIgA腎症になる人たちの治療法や薬が開発されること切に願います。
扁桃摘出術-手術後の入院生活
入院した病棟には耳鼻科だけではなく様々な病気の方々がいらっしゃいました。あまり同室の方とは喋らなかったです。とにかく術後は痛いので、ベットで横になりながらテレビを見たり寝たりしてました。痛みがマシになってきたら、病院内をウロウロしたり、休憩スペースでボケ~っとしたりして時間を過ごしていました。
診療
毎日、看護師さん達が患者である我々の病状把握や身の回りのことを手伝ってくれました。仕事とは言え、本当にありがとうございます。
バイタルサイン測定
看護師さんがバイタルサイン測定をしてくれます。バイタルサイン測定とは、体温・脈拍・サチュレーション(SpO2)・呼吸・血圧・意識を測定、観察します。サキュレーション(SpO2)とは、酸素飽和度のことで血液中に溶け込んでいる酸素の量です。器具で人差し指をはさみ測定します。
検査と薬
採血はしばらく続きました。24時間畜尿は退院まで続きました。鎮痛剤のポンタールシロップを毎食前に飲みます。
診察
耳鼻科の先生が喉の様子を見てくれます。状態にあわせた治療法を実施してくれます。
点滴と注射
抗生剤の入った点滴を数日してもらいました。
行動
病院内を散歩しても大丈夫でした。外に出たらアカンと注意されました。
清潔
看護師さんが体を拭くのを手伝ってくれます。私は背中をお願いしました。あと術後1週間程は歯ブラシだけで歯磨きをします。それからは歯磨き粉を使用して歯磨きしてもよかったです。
食事
だんだん食べ物が重湯からお粥、そして普通のご飯のように硬くなっていきます。手術日から3日は重湯。4目目は5分粥、5日目は腎臓食が始まり7分粥でした。6日目は腎臓食の全粥。その後は普通に腎臓食でした。おかずも同様に徐々に硬いものになっていきます。もしも硬くて食べられないようなことがあれば看護師さんに伝えましょう。調節してくれます。
術後の入院生活で感じたこと
術後麻酔が完全に切れてからの喉の痛みは、本当に半端なく痛いです。手術で摘出した口蓋咽頭の場所を、鏡で見てビックリ!先生がおっしゃっていた癒着で難儀した所が、ものの見事にえぐり取られていました。そこに血の塊がはりついてる。だけど唾を飲むのも激痛です。食事は食前に鎮痛薬を飲むので少しはマシですが、痛いもんは痛いです。食事でこの血の塊が取れないのか心配になったけど、私は取れなかったです。その痛みや不安も日に日にマシになっていきます。
次回はIgA腎症-入院(ステロイドパルス療法)です。
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